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犬の指間炎(指間皮膚炎)の原因、症状、治療方法



犬が自分の足をしきりに舐め続けていたり、散歩中に片足を上げて痛がる様子を見せた場合には、肉球や指の間などの足の裏に、何らかの異常が生じている可能性があります。

そのような犬の足の裏に生じる病変の中でも、特に多く見られる皮膚炎に、指間炎という疾患があります。

犬の指間炎とは

犬の指間炎は、犬の指の間の皮膚が炎症を起こしてしまい、赤みをおびて腫れたような状態になったり、周囲の被毛が変色してしまう、局所的な皮膚疾患です。

最初のうちは軽い違和感や軽度の痒みが生じる程度ですが、犬が気にして舐め続けているうちに、口腔細菌が皮下へと入り込み、徐々に炎症がひどくなっていきます。

指間炎がひどくなってくると、指の間に痛みを伴うようになる場合があります。

犬の指間炎の原因

犬の指間炎は、様々な原因から発症する可能性があります。

・外傷
散歩中に、植物のトゲ、木くず、ガラス片、石などによって、指や肉球に生じた傷

・感染症
黄色ブドウ球菌やマラセチア酵母菌などの病原菌の感染(皮膚の免疫力、抵抗力の低下)

・常同行動(転移行動)
留守番の寂しさ、散歩不足(運動不足)、騒音、無理なしつけなどのストレスへの対処

・汚れ
指や肉球の間の土、砂、ホコリ、汗、垢などの汚れ

・アレルギー
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー(食餌性アレルギー)、接触性アレルギーなどの体質

・栄養不足
フード中に含まれる脂質の劣化(酸化)、ビタミンやミネラルの不足、栄養分の偏り

犬の指間炎は、これらの原因のいずれか、または、これらが複合的に関与する事によって、引き起こされている場合があります。

外傷による指間炎は、目に見える程の大きな傷ではなくても、かなり微細な傷から細菌が入り込んだり、口腔内の細菌が入り込む事で、炎症が起こる場合があります。

また、その傷による痒みや痛みを治そうとして、何度も舐め続けてしまったために、傷が治りにくくなり、指間炎へと進展してしまう場合もあります。

犬が幼い頃から飼い主と共に添い寝していたり、いつも行動を共にしているなど、一匹だけでいる事になれていない場合には、落ち着いて一人でおもちゃを使って遊ぶ事もできず、飼い主がいない事に対して、強い緊張感や恐怖感を感じてしまい、そのような気持ちを落ち着かせようとして、何度も同じ場所を舐め続けたり、時には自分の体を傷つける自傷行為に及んでしまう場合があります。

そのような分離不安障害によって、犬が頻繁に自分の指先を舐め続けるために、指間炎が起こりやすくなる場合もあります。

犬の指の間には、水分を多く含んだ汗の出る汗腺が密集しているため、他の部位に比べると病原菌が繁殖しやすくなっており、いつも不潔にしている場合や、犬が頻繁に指先を舐める癖がある場合には、指間炎の発症を誘発してしまう場合があります。

アトピー性皮膚炎などの体質によって発症しているケースも多く、そのような場合には、他の部位にも皮膚炎が生じていたり、外耳炎を併発している場合があります。

栄養面においては、ドッグフードに含まれている脂肪分の品質や、その保存状態が悪いために、セラミドなどの角質層を保護する働きのある脂質や皮脂膜の形成が正常に行えず、皮膚炎が起こりやすくなる場合もあります。

嗜好性の高いおやつを過度に与えすぎているために、保存料や防腐剤などの添加物を多く摂取していたり、様々な種類の食材を与えているために、食物アレルギーが起こりやすくなっている場合もあります。

犬の指間炎の症状

・指や肉球の間の皮膚が赤くなる

・指や肉球の間の被毛が変色する

・指や肉球の周囲の被毛がいつも濡れている

・指や肉球の間に傷ができる

・特定の足を痛がる(触られるのを嫌がる)

犬が指間炎になると、指や肉球の間の皮膚が赤みをおびてきたり、皮膚の一部が腫れ上がるようになり、皮膚が炎症を起こしているような状態になります。

犬の肉球は、角質層が厚くなり硬化したものですので、外部の刺激に対しては強く丈夫な構造になっているため、そのような皮膚炎の症状は、その間にある指の皮膚に生じるようになります。

そして、その周囲の被毛にも変色が起こる場合があります。

症状がとても軽く、そのような病変が見られない場合であっても、犬が痒みや違和感を感じ取り、しきりに舐め続けるために、指や肉球の周囲の被毛がいつも濡れているようになる場合もあります。

そのような場合には、単なる舐め癖であったり、分離不安障害をかかえているだけの場合もありますが、そのようにして何度も舐め続けているうちに、やがて指間炎を発症してしまう事になる場合があります。

犬の指間炎は、症状が進むにつれて、強い痒みが生じるようになりますので、犬はしきりに痒がって、足の裏を何度も舐め続けたり、噛み付いたりするようになっていきます。

荒れた皮膚や傷口から、皮膚や口腔内の細菌が入り込むと、痒みが一層ひどくなるため、ひどく噛み付いたり、毛を噛み千切るなどして、じゅくじゅくした傷ができてしまう場合もあります。

皮膚の荒れや傷が一層ひどくなってくると、痛みが生じるようになるため、散歩中の歩き方がおかしくなったり、痛がって足を上げるようになったり、飼い主に触られるのを嫌がるようになる場合もあります。

このような指間炎の病変は、特定の足だけ見られる場合もあれば、4本の全ての足に異常が見られる場合もあります。

犬の指間炎の治療方法

・病変部の洗浄、殺菌、消毒

・指や肉球の周囲の被毛のカット

・薬剤(抗生剤、抗真菌剤、アレルギー薬)の投与

・ドッグフードの見直し、変更

・エリザベスカラーの着用

・散歩後の足の裏の衛生管理

・舐め癖、分離不安障害の改善

犬の指間炎の治療は、病変が生じている指や肉球などの足元を、薬用シャンプーで洗浄したり、消毒薬などで殺菌するなどの処置が行われます。

指や肉球の傷がひどい場合など、薬用シャンプーで洗浄する事によって、かえって皮膚を傷めてしまう可能性がある場合には、刺激の弱い消毒薬だけが用いられ、患部の殺菌が行われます。

通気性を良くするために、病変が生じている指や肉球の周囲の被毛は短くカットして、通気性を良くする場合もあります。

細菌や真菌(カビ)が原因の場合には、抗生剤や抗真菌剤などの薬剤の投与が行われます。

アレルギーの可能性がある場合には、ステロイド剤などのアレルギー薬の投与や、ドッグフードの変更を指示される場合もあります。

適切な治療を行っていても、犬が患部を舐め続けているうちは、皮膚が傷ついたり、口腔細菌が入り込むなどして、なかなか治りにくくなりますので、頻繁に舐め続けている場合には、エリザベスカラーを着用させるなどして、犬が患部を舐めないようにしておく必要があります。

治療中は、患部に汚れが溜まったり、雑菌が入り込まないように、散歩の際には、犬の足に応じた靴や靴下などを着けさせたり、散歩の後は丁寧にお手入れをするなどして、いつも清潔な状態に保っておく必要があります。

犬の指間炎は、一度改善してからも、再発を繰り返してしまう場合がありますので、その後も足の裏を清潔に保つようにして、予防に努める事も大切になります。

舐め癖がある場合には、犬が舐めようとするたびに、何度も声かけをして注意をそらすようにしたり、スキンシップの頻度を増やす事も大切です。

分離不安障害など、飼い主に依存しすぎている可能性がある場合には、少しずつ時間をかけて犬との距離を取っていく必要があります。

犬とともに食事や睡眠を共にする事は避け、外出や帰宅時に犬が興奮して飛びついてくる場合には、意識的に相手にしないようにして、目を反らしたり、距離をとって離れるようにする必要があります。

そのような事を、じっくりと時間をかけながら、少しずつ犬に慣らしていく事が、犬の心の成長や自立へとつながっていきます。

また、ドッグフードの品質や保存状態などが影響して、指間炎などの皮膚炎を誘発してしまう場合もありますので、ドッグフードが犬の体質に合っていない可能性がある場合には、他の種類に変更してみたり、真空保存を行ったり、買い置きを少なくするなど、ドッグフードの品質や鮮度にも注意してみる必要があります。

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