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猫の潰瘍性皮膚炎の原因、症状、治療方法



猫がかかる皮膚病の中でも、なかなか治らずに慢性化する事が多く、見た目にもひどい脱毛や湿疹が見られる事の多い皮膚疾患に、潰瘍性皮膚炎があります。

潰瘍性皮膚炎とは

潰瘍性皮膚炎とは、表皮の下にある真皮や皮下組織などに留まっている、死滅した細胞、細胞の炎症や発熱、腫瘍、毒素や老廃物などを、体外へ排出しようとして、表皮に湿疹や吹き出物、びらんや潰瘍を形成して、内部の組織の損傷や壊死を防ごうとする、自然な生体反応によって起こる難治性の皮膚炎です。

表皮の下層組織の問題や体質から引き起こされる病変が改善されない限りは、何度も再発を繰り返す事が多く、とてもやっかいな病気とされています。

真皮や皮下組織など、表皮の下層組織に生じた異常は、軽度の皮膚炎では体外へ排出する事が困難なため、重度の皮膚炎を起こす事によって、体外へ排出する必要がある事から、最初のうちは湿疹(蕁麻疹)が現れる程度でも、やがて皮膚がえぐれたようになったり、じゅくじゅくした状態へと進展する場合があります。

潰瘍性皮膚炎の原因

猫の潰瘍性皮膚炎の原因の中でも、特に代表的なものに糖尿病があります。

糖尿病は、血管の老化が速く進み、血栓が形成されやすくなる事によって動脈硬化が生じやすくなり、皮膚などの末端の毛細血管が詰まって血流が停止してしまうと、皮膚組織に潰瘍や壊死が起こるようになる病気です。

また、潰瘍性皮膚炎は、自己免疫疾患(自己免疫性皮膚疾患)が原因となっているケースも多く見られます。

これは、白血球(免疫細胞)の異常によって、自己の健康な組織を攻撃してしまう事で、皮膚や粘膜に湿疹や炎症が何度も引き起こされるもので、天疱瘡(落葉性天疱瘡、紅斑性天疱瘡、尋常性天疱瘡)、好酸球性皮膚炎(好酸球性肉芽腫症候群)、形質細胞性皮膚炎(形質細胞性足底皮膚炎、プラズマ細胞性足底皮膚炎)、ベーチェット病などがあります。

虚勢や避妊の手術、ワクチン接種、薬物治療などが原因で、このような自己免疫疾患が引き起こされる場合もあります。

他にも、他の皮膚病の痒みや違和感などから、猫が自分の体をひどく掻き毟ってしまい、傷口の化膿や壊死がひどくなったために、潰瘍性皮膚炎へと至る場合もあります。

潰瘍性皮膚炎の症状

猫の潰瘍性皮膚炎は、表皮の下層組織に炎症や壊死が起こっているために、皮膚表面には赤いブツブツ(湿疹)が見られたり、なかなか治らない傷や炎症が見られるようになります。

病変部の皮膚には、湿疹や腫れ、赤みや脱毛、かさぶたなどの異常が見られるために、見た目には痛々しい様子に見えますが、猫はそれほど気にしない場合もあります。

しかし、患部にびらんや潰瘍などが形成され、それが徐々にひどくなってくると、痒みや痛みなどの違和感が生じるようになっていきます。

そのような違和感から、猫が患部を何度も舐めるようになると、ザラザラした舌によって、ますます患部が傷ついていきます。

そして、次第に皮膚の常在菌や口腔細菌が入り込みやすくなり、出血をともなったり、膿や浸出液が出るようになる場合もあります。

角質層が破れてしまい、皮膚がじゅくじゅくした状態になると、表皮の下にある真皮や皮下組織にも細菌が入り込みやすくなるため、ひどくなると患部が大きく腫れ上がったり、熱を持つようになる事もあります。

潰瘍性皮膚炎の治療方法

猫の潰瘍性皮膚炎の治療は、飲み薬や塗り薬、注射薬などの薬物治療が行われる事が多く、その投薬によって改善が見られても、薬の使用を中止すると再発してしまう事が多いため、生涯に渡って薬物治療が必要となる場合が多い傾向にあります。

また、細菌や真菌による皮膚の感染症、ノミやダニによる寄生虫感染症など、他にも皮膚炎の症状を複雑化している原因がある場合には、その治療も同時に行われます。

そのような治療中も、猫が患部をしきりに舐め続けているうちは、患部がますます傷ついたり、口腔細菌が入り込み、なかなか治りにくくなってしまいますので、エリザベスカラーや術後服を着用させて、治療経過を見守っていく必要があります。

そして、猫の体や身の周りの生活環境も、なるべく衛生的に保つようにして、二次感染を予防する事も大切になります。

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