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猫がかかりやすい皮膚病の種類



猫は、犬に比べると皮膚病を発症する割合(罹患率)が低いと言われていますが、猫の皮膚病の中では、皮膚を舐める事によって起こる舐性皮膚炎や、免疫機能の異常によって起こるアレルギー性皮膚炎を患う事が比較的多いと言われています。

猫の舐性皮膚炎(肢端舐性皮膚炎)

舐性皮膚炎(肢端舐性皮膚炎)は、皮膚の同じ所を何度も舐め続ける事によって、やがて皮膚が赤く腫れたり、ただれたような状態になり、角質層が破れてしまうと、患部がじゅくじゅくした潰瘍状になってしまう皮膚疾患です。

そのため、潰瘍性皮膚炎と呼ばれる場合もあります。

また、病変部に肉芽腫と呼ばれる良性のしこりができる場合もあり、そのような病変は舐性肉芽腫と呼ばれています。

猫のグルーミングの目的、理由

猫はもともと小動物などの狩りをしながら樹上で生活していたため、本能的にグルーミングを頻繁に行い、皮膚や被毛の汚れを取り除いて清潔な状態に保つ事で、自分の体臭を抑え、敵に見つからないように努めようとする性質を持っています。

そのため、自分の生活圏内(テリトリー)に様々な臭いが立ち込めていたり、同居猫の体臭が強い場合にも、自分の体を清潔に保とうとして、しきりに体を舐めて毛づくろいを繰り返すようになる場合があります。

他にも、猫がグルーミングを行う理由には、被毛の間に唾液をつける事で気化熱を発生しやすくする事で、体温を下げようとしたり、皮膚と被毛を密着させる事で、皮膚と被毛の間に空気の層を作るようにする事で、保温効果を高めようとするなど、体温調節を行う働きなどもあります。

そして、見知らぬ訪問者や騒音などに対して、強い緊張感や不安感が生じた際には、その高まる気持ちを抑えようとして、必死に自分の体を舐めて落ち着こうとする場合があります。

このような行動は、転移行動と呼ばれています。

また、末梢神経の障害などによって、手足に麻痺やしびれなどの感覚不全が生じている場合や、何らかの皮膚疾患によって痒みや違和感が生じている場合に、しきりに舐め続けるようになる事があります。

猫の舐性皮膚炎の症状、対策

猫の舌はとてもザラザラしているために、皮膚や被毛の汚れを取り除く機能に優れていますが、過剰にグルーミングを繰り返すようになると、やがて被毛が傷付いて切れたり、抜け落ちるなどして、局所的に被毛が薄くなっていきます。

それでもなおグルーミングを続けている場合には、皮膚がむき出しの状態になるため、徐々に皮膚にも腫れやただれなどの炎症が生じるようになっていきます。

角質層が破れて皮膚組織が露出するようになると、じゅくじゅくした状態になり、出血が起こったり、浸出液が出るようになる場合があります。

そして、細菌や真菌などの病原菌による二次感染が起こりやすくなり、腫れがひどくなったり、膿が出る場合もあり、徐々に治りにくくなっていきます。

ひどい場合には、組織の化膿や壊死がひどくなり、骨まで露出してしまう場合もあります。

このような舐性皮膚炎を改善するには、猫が患部をこれ以上舐め続けないように、エリザベスカラーを着用させるようにして、動物病院で薬物投与などの治療を受ける必要があります。

猫のアレルギー性皮膚炎の種類

猫のアレルギー性皮膚炎には、花粉やホコリなどの空気中のアレルギー物質を吸引する事によって起こる吸引性アレルギー、ノミやダニが体に寄生したために、その分泌物や糞に対してアレルギーを示す事によって起こる寄生虫性アレルギー、キャットフードに含まれる特定のアレルギー食材を摂取する事によって起こる食事性アレルギー(食物アレルギー)、皮膚が乾燥しやすい体質やアレルギーを起こしやすい体質を遺伝的に受け継ぐ事によって起こるアトピー性皮膚炎、金属や皮革製品、プラスチックやゴムなどの特定のアレルギー物質に触れる事によって起こる接触性アレルギーなど、様々な種類が存在しています。

これらのアレルギー疾患は、外部から体内に侵入してきたアレルギー物質を排除しようとする免疫機能が、過剰に激しく働いてしまうために、健康な組織にもダメージを引き起こしてしまう、免疫機能の過剰反応です。

アレルギーには、他にも、血液中に細胞毒性の強い好酸球が特異的に多く発生し、本来は寄生虫やその卵を殺傷する働きを持っていながらも、自己の健康な組織や細胞を誤って有害物質と見なしてしまい、皮膚に潰瘍や肉芽腫を引き起こすようになる、免疫機能の誤作動によって起こる場合もあります。

このような病変は、好酸球性潰瘍や好酸球肉芽腫群と呼ばれており、アレルギーの一種である自己免疫疾患(自己免疫性皮膚炎)とされています。

また、口の中などの粘膜や皮膚に水疱やびらんが現れる天疱瘡群(落葉状天疱瘡、紅斑性天疱瘡、尋常性天疱瘡、増殖性天疱瘡)や、耳介や耳の軟骨組織に分泌液や血液が溜まる耳血腫(耳介血腫)も、自己免疫疾患などの免疫異常によって引き起こされると言われています。

猫のアレルギー性皮膚炎の症状、治療方法

猫のアレルギー性皮膚炎の症状は、皮膚が真っ赤に腫れたようになり、同時に強い痒みに悩まれる事が多く、猫がしきりに体を引っ掻いたり、舐める事を繰り返すようになる事が多い傾向にあります。

そして、次第に皮膚や被毛が傷付いてくるために、被毛が薄くなったり、脱毛が起こったり、時には噛み傷や掻き傷が見られるようになる場合もあります。

そのようにして皮膚が傷付いてくると、細菌や真菌による二次感染が起こりやすくなり、ますます皮膚の炎症がひどくなり、腫れや痒みも悪化していきます。

自己免疫疾患の場合には、皮膚や粘膜に紅斑や湿疹、びらんや潰瘍などの病変が現れているにも関わらず、それほど痛みや痒みが生じていない場合もありますが、症状がひどくなるにつれて、痛みや痒みなどの自覚症状が現れるようになったり、違和感が生じるようになるために、病変部を何度も舐めるようになってくる場合があります。

このようなアレルギー疾患の治療には、主にステロイド剤などの薬物治療が行われる事が多いですが、キャットフードの変更や生活環境の衛生管理などから、体質改善や環境改善を行わない限り、何度も再発を繰り返したり、なかなか治らないまま慢性化してしまうケースも多い傾向にあります。

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