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犬の甲状腺機能亢進症の原因、症状、治療について



犬の甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、喉元にある甲状腺と呼ばれる内分泌器官が、過剰に働くようになる内分泌疾患です。

それにより、細胞レベルで働きかける甲状腺ホルモンが多く分泌されるようになるため、体中にある様々な組織や臓器に多大な影響を及ぼすようになります。

犬の甲状腺ホルモンの働き

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、体内のエネルギー利用を促進する働きのあるホルモンで、新陳代謝の促進や調節、骨、筋肉、内臓、皮膚、被毛の形成など、身体活動にも大きく関与しています。

甲状腺ホルモンが過剰に分泌するようになると、副腎皮質で分泌されるアドレナリンが過剰に分泌した時のような症状が見られるようになり、動機、不整脈といった心拍数の異常、心肥大をはじめとする心臓疾患、エネルギー消費量の増加に伴う体重減少、嘔吐や下痢などの消化器の異常、息切れや呼吸困難などの呼吸器疾患、めまいや傾き(平衡感覚障害)、震え、発熱、多飲多尿など、様々な症状が見られるようになります。

また、落ち着きがなくなったり、理由も無く攻撃的になるなど、犬の行動にも変化が見られるようになる場合があります。

犬の甲状腺機能亢進症の原因

犬の甲状腺機能亢進症は、甲状腺に発生した腫瘍が原因となる事が多く、高齢犬に多く見られる傾向にあります。

甲状腺に発生する腫瘍には、良性の場合と悪性の場合があります。

悪性(ガン)の場合には、進行がゆるやかなケースも中には見られますが、多くの場合は、とても攻撃的で、周囲の組織を急速に蝕み、肺をはじめ他の臓器にも転移しやすいと言われています。

また、自己免疫疾患、ストレスなどの影響から、甲状腺の働きが過剰に促されるようになり、甲状腺機能亢進症を発症する場合もあると言われています。

他にも、甲状腺機能低下症の治療の際に使用した薬剤の過剰投与によって起こるケースがあり、そのような場合には、甲状腺機能低下症の治療薬の投与量を減らす事で、自然に改善していくと言われています。

犬の甲状腺機能亢進症の症状

犬が甲状腺機能亢進症を発症すると、異常に活動的になり、食欲が増加する事が多いため、病気になったようには見えず、むしろ元気になったように錯覚する事が多いと言われています。

しかし、ご飯をたくさん食べても体重が減少してきたり、毛艶が悪くなったり、フケや抜け毛が多く出るなどして、皮膚病にかかりやすくなったり、嘔吐や下痢をよくするようになるなど、お腹を壊したり、体調が悪いように見える事が多くなります。

甲状腺機能亢進症の病態が悪化してひどくなってくると、旺盛だった食欲は低下していき、それに伴い活動性も低下してくるようになります。

発熱が続いたり、動機、不整脈といった心拍数の異常や、嘔吐や下痢を繰り返し、脱水症状が起こるなどして病態がひどく悪化すると、こん睡状態に陥ったり、時には命を落としてしまう場合もあります。

犬の甲状腺機能亢進症の治療

犬の甲状腺機能亢進症の診断は、血液中の甲状腺ホルモンの測定や、超音波検査によって行われます。

犬の甲状腺機能亢進症の主な治療方法は、薬剤の投与を行う内科治療と、手術によって甲状腺を切除する外科治療に分けられます。

内科治療では、抗甲状腺薬剤の投与を行う事で、血液中の甲状腺ホルモン濃度を低下させ、正常なホルモン濃度へと誘導する治療方法です。

外科治療では、腫大した甲状腺を切除する事で、甲状腺ホルモンの分泌量を抑える治療方法です。

甲状腺は、喉元に左右2つずつあり、病態に応じて一部または全部の摘出が行われます。

甲状腺の周囲には、動脈、神経、食道、気管などの様々な組織があり、悪性腫瘍(ガン)の侵略度が大きい場合には、非常に難しい手術となります。

術後は、甲状腺ホルモンの分泌が全く無くなったり、著しく減少するケースがあり、そのような場合には、甲状腺ホルモンを生涯に渡って投与し続ける事が必要になります。

他には、放射性ヨード(アイソトープ)を内服し、甲状腺の中から放射線を出して甲状腺の細胞を潰していく、新しい治療方法などもあります。

ただし、放射性ヨードの治療の場合には、後遺症として甲状腺機能低下症を発症するリスクがあると言われています。

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