犬は人間が思っている以上に人間らしい一面を持つ

これまでの犬にまつわる様々な研究により、犬は人間の表情を読み取ったり、嫉妬心を伝えたり、同情の気持ちを表現したり、テレビを見られる事などが分かっている。

このような人間らしい特性は、オオカミからペットとして飼われるようになった、1万1000年前あるいは1万6000年前から蓄積されてきたDNAによるもので、その気の遠くなるような歳月をかけて、犬が身に付けたものだと考えられている。

さらに、アメリカのエール大学の研究所では、犬は人間に対して、時に寛大であったり、配慮をするなどして、良好な関係を築こうとし、人間にそっくりな思考や感情も持ち合わせている事が分かったという。

学術誌「Animal Behaviour」において発表された論文では、犬も人間と同じように人間観察をしており、飼い主に対して意地悪な人に対しては無視する事で、飼い主の肩を持っている可能性がある事が分かったとしている。

また、オーストリアのウィーンのメッセーリ研究所では、犬は飼い主の目線の先を追うだけでなく、飼い主の表情も合わせて交互に見る事が分かり、人間とチンパンジーでしか観測された事のない「チェックバック(二度見)」の行動を行ったという論文を、同誌「Animal Behaviour」で発表している。

このような研究から、人間がまだ解明していない、犬の人間らしい一面は、他にもある可能性が示唆されている。

今後も、このような犬にまつわる研究が数多く行われ、人間と犬との関係性が、より明確になっていく事に期待が集まっている。

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