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猫の好酸球性皮膚炎(好酸球性皮膚症、好酸球性局面、好酸球増加症、好酸球性肉芽腫症候群)



病気の詳しい原因やメカニズムは解明されていませんが、アレルギー体質の猫に多く見られる好酸球性皮膚炎(好酸球性肉芽腫症候群)について

猫の好酸球性皮膚炎

猫の好酸球性皮膚炎は、免疫細胞(白血球)の一種である好酸球の過敏反応によって起こる、皮膚の炎症や潰瘍が生じる皮膚疾患です。

好酸球性皮膚症、好酸球性局面、好酸球増加症、好酸球性肉芽腫症候群などと呼ばれる場合もあります。

病変部の組織からは、好酸球が多く検出される事から、このような病名で呼ばれています。

猫の好酸球性皮膚炎の原因

猫の好酸球性皮膚炎は、はっきりとした原因や発症のメカニズムは、今だに解明されていませんが、何らかの抗原に対する好酸球の過敏反応によって起こるとされており、猫の代表的なアレルギーであるアトピー性皮膚炎、ノミアレルギー、食物アレルギーなどが関与していると考えられています。

しかし、いずれの場合も、その病因である抗原が特定できる事がほとんど無いため、他の免疫細胞の関与や、遺伝的素因なども関連があると考えられています。

猫の好酸球性皮膚炎の症状

猫の好酸球性皮膚炎は、主に無痛性潰瘍、好酸球性プラーク、好酸球性肉芽腫の3型の症状に大別されています。

また、粟粒性皮膚炎や蚊咬傷過敏症を加えた5型に区分される場合もあります。

無痛性潰瘍

無痛性潰瘍は、猫の上唇に痛みを伴わないびらんや潰瘍ができる疾病で、何らかのアレルギーによって起こると考えられています。

しかし、原因である抗原を特定できない事が多く、腫瘍との関連なども示唆されています。

上唇の一部が白くなって壊死していたり、出血しているなど、上唇が痛々しい様子に見えるようになります。

好酸球性プラーク

好酸球性プラークは、首や腹部、脇や指の間、大腿部や肛門の周辺などに見られる、皮膚の赤みや丘疹(ブツブツ)が見られる皮膚炎です。

病変部からは強い痒みが生じる事が多く、猫が何度も舐めたり引っ掻いたりしたために、自己損傷による脱毛やびらん、潰瘍化などが起こる場合があります。

好酸球性肉芽腫

好酸球性肉芽腫は、大腿部(後ろ足)の内側や腹部の横側などに見られる線状の肉芽腫(炎症反応)です。

線状の病変部には、皮膚の赤みや脱毛が見られますが、痒みが起こる事はほとんどありません。

病変は、肉球や顔を含んだ全身に及ぶ場合もあり、無痛性潰瘍のようなびらんや潰瘍が唇や口腔内にも現れる事があります。

粟粒性皮膚炎(粟粒性湿疹)

粟粒性皮膚炎は、頭部や背中、臀部などに、粟(アワ)のような小さな丘疹(ブツブツ)が見られるようになる皮膚炎です。

手触りがザラザラしたようになるために、飼い主が気がつく事が多く、猫は痒がったりしない事も多く見られます。

痒みが強い場合には、舐めたり、引っ掻いたりなどして、自己損傷による皮膚の赤みや傷、潰瘍や脱毛などの病変が見られる事があります。

蚊咬傷過敏症

蚊咬傷過敏症は、蚊に刺された箇所に見られる皮膚の赤みや湿疹で、猫が掻き毟るなどして自己損傷が起こると、傷やかさぶたが発生したり、びらんや潰瘍へと発展する事があります。

猫の好酸球性皮膚炎の治療

猫の好酸球性皮膚炎の治療は、アレルギーなどの免疫疾患が関係しているものとして、ステロイド剤やホルモン剤などの薬剤投与による薬物療法や、食物アレルギー対応食(除去食)による食事療法などが行われます。

ノミやダニなどの寄生虫を駆除するために、駆虫薬が使用される場合もあります。

細菌による二次感染が起きていたり、その予防を目的に、抗生剤の投与が行われる場合もあります。

病変部のびらんや潰瘍などの損傷がひどい場合には、外科手術やレーザー治療などで、肉芽腫や潰瘍部の除去が行われる場合があります。

自宅では、炎症の起きた部位に細菌感染が起こらないように、猫の体を清潔に保ったり、アレルギー物質を遠ざけるために、猫の身の周りの生活環境も衛生的に保つ事が大切になります。

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