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犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群、クッシング病)の原因、症状、検査、治療



犬がある時から、水をたくさん飲んでは排尿を行う事が多くなっていたり、異常な食欲が続くようになった場合には、副腎皮質機能亢進症などのホルモン分泌異常によって、体内の代謝障害が生じている可能性があります。

犬の副腎皮質機能亢進症

犬の副腎皮質機能亢進症は、副腎皮質で作られる副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)が過剰に多く分泌されるようになる病気です。

アメリカの脳神経外科医、ハーヴェイ・ウィリアムス・クッシング氏が発見した事から、クッシング症候群、クッシング病などと呼ばれる場合もあります。

犬の副腎皮質機能亢進症の原因

犬の副腎皮質機能亢進症の原因は、主に副腎の腫瘍、脳下垂体の腫瘍、ステロイド剤の副作用の3つに大別されています。

副腎の腫瘍が原因となっているものを副腎性副腎皮質機能亢進症と言い、脳下垂体(下垂体)の腫瘍が原因となっているものを下垂体依存性副腎皮質機能亢進症と言い、ステロイド剤の副作用が原因となっているものを医原性副腎皮質機能亢進症と言います。

副腎や脳下垂体に腫瘍ができると、副腎で副腎皮質ホルモンを生産したり、それを分泌する働きが過剰に促されるようになるため、体内の副腎皮質ホルモンの濃度が異常に高い状態になります。

アレルギーの治療薬などに用いられているステロイド剤の長期投与や過剰投与などからも、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)の血中濃度が異常に高い状態になる場合があります。

犬の副腎皮質機能亢進症の症状

犬が副腎皮質機能亢進症にかかると、体内の副腎皮質ホルモンの濃度が異常に高くなるために、副腎皮質ホルモンの作用である抗炎症作用や免疫抑制作用が強く働くようになります。

そのため、免疫力がひどく低下してしまい、皮膚炎や膀胱炎などの感染症にかかりやすくなります。

また、副腎皮質ホルモンは、タンパク質を分解してエネルギーを作り出す働きを促進する作用があるため、皮膚や筋肉の分解が促進されるようになり、同時に、タンパク質の代謝を行っている肝臓が酷使されるようになっていきます。

そのような事から、犬の皮膚や筋肉の萎縮が見られるようになったり、被毛の艶がなくなったり、毛並みが悪くなっていきます。

広範囲に左右対称の脱毛が起こる場合もあります。

このような広範囲の左右対称の脱毛は、ポメラニアンにおいては、副腎皮質ホルモン濃度などの検査値には何も異常が出ない特異的なケースがあり、原因がはっきりしない事から、脱毛症X(アロペシア・エックス)と診断を受ける事があります。

また、副腎皮質機能亢進症になると肝臓肥大や腹水によって、腹部の膨満が起こる場合があります。

そして、高血糖(糖尿病)や高血圧を引き起こしたり、動脈硬化を促進するようになり、心臓や腎臓など、他の臓器にも負担がかかるようになります。

犬は血圧や血糖値の異常によって喉が渇きやすくなるため、水を大量に飲むようになり、おしっこの量も増える、多飲多尿の症状を見せるようになります。

体内のエネルギー代謝が高まるために、食欲が異常に増す事もありますが、皮膚や筋肉の分解が促進されているため、たくさん食べていても痩せていくようになります。

そして、体力を消耗して元気が無くなり、寝てばかりになるケースも多く見られます。

犬の副腎皮質機能亢進症の検査

犬の副腎皮質機能亢進症は、血液検査を行い、副腎皮質ホルモンの血中濃度の結果によって、確定診断が行われます。

何度も採血が必要になる事もあり、入院が必要になる場合もあります。

犬の副腎皮質機能亢進症の治療

犬の副腎皮質機能亢進症の治療は、副腎皮質ホルモンの生産を抑制する薬剤を使用した、薬物治療が中心になります。

細菌や真菌による皮膚の感染症が生じている場合には、抗生物質や抗真菌薬も用いられます。

副腎や脳下垂体の腫瘍を取り除くために、外科手術や放射線治療が行われる場合もあります。

また、糖尿病、肝臓病、腎臓病、心臓病などの他の基礎疾患がある場合には、その治療も同時に行われます。

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