2016年の犬と猫の飼育数の調査結果は、犬猫ともに微減し、犬がわずかに上回る

1月17日、ペットフード製造メーカーの業界団体である一般社団法人ペットフード協会は、2016年における全国の犬と猫の飼育実態に関する最新の調査結果を発表した。

調査結果は、全国の20~60才代の約5万人から、インターネットを通じて回答を得たもので、1世帯当たりの平均飼育数を全国の世帯数に乗じて算出した推計値となっている。

その結果では、犬が前年比0.4%減の987万8千匹、猫が0.3%減の984万7千匹で、その差もほぼ前年比と変わらないままだった。

1994年の調査開始時においては、犬の飼育数が猫を大幅に上回っていたが、2008年をピークに犬の飼育数は年々減少していき、猫は調査開始時から、ほぼ横ばいの状態が続いている。

協会の担当者は、「単身者、高齢世帯、共働きの増加など、近年のライフスタイルの変化から、散歩などで手間のかかる犬よりも、猫の方が選ばれているのでは」と推測しているようだ。

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京大グループ、ガン細胞が排除されるメカニズムをハエで解明

京都大生命科学研究科の井垣達吏教授と大学院生の山本真寿さんらの研究チームは、ガンの前段階にある細胞が、その周囲にある正常な細胞から攻撃を受け、ガン化が進む前に排除される詳しいメカニズムを突き止める事に成功した。

京大の研究グループでは、これまでにも、正常な細胞内に「Slit」「Robo」というタンパク質を作る遺伝子が壊れる事で、ガンの元となる変異細胞を排除できなくなることを発見しており、その研究成果を発表していた。

ガン化の初期段階では、ガンの元となる変異細胞が、周囲の正常な細胞から何らかの仕組みで攻撃される事は分かっていたが、それがどのようなメカニズムで排除されるかまでは、詳細には解明できていなかった。

今回の研究は、ショウジョウバエの眼の組織に、人工的にガンの元となる細胞を誘導し、その細胞の排除に必要な正常な細胞側の遺伝子を探索したものだ。

その結果、「Sas」と呼ばれる細胞表面のタンパク質が、ガン細胞の排除に必要である事を発見するに至った。

また、正常な細胞がガンの元となる変異細胞に接すると、正常な細胞の表面のタンパク質「Sas」が変異細胞の表面の「PTP10D」と呼ばれるタンパク質に結合して、変異細胞の増殖が抑えられ、さらに変異細胞が死滅しやすくなる事も分かった。

本研究成果は、2017年1月17日に英国の学術誌「Nature」に掲載され、今後の新たなガン治療法の開発に結びつく事に、大きな期待が集まっている。

井垣教授は「哺乳類でも実験して、新たながん治療の戦略となるか検討したい」と話している。

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アトピー性皮膚炎のかゆみの発生メカニズムが判明し、根本治療への期待が高まる

1月9日、九州大学生体防御医学研究所の福井宣規教授らの研究グループは、アトピー性皮膚炎のかゆみの原因物質を作り出すタンパク質を突き止めたと、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に発表した。

この研究成果によって、かゆみを根本から絶つ、新薬の開発に期待が集まっている。

犬や猫の皮膚炎の中でも、特に難治性で治りにくいと言われているアトピー性皮膚炎は、親から子への垂直型の遺伝パターンだけに限らず、劣性遺伝によっても引き起こされるなど、複雑な遺伝パターンによって発症する事が知られている。

そのアトピー性皮膚炎は、皮膚から体内へと侵入した何らかの異物に対して免疫反応が働く事によって、皮膚のかゆみが慢性的に生じるアレルギーだが、そのような慢性的なかゆみが生じるために、皮膚を引っ掻いたり、掻き毟るなどして、病状の悪化を招いたり、治りにくくなっているケースも少なくない。

この、皮膚のかゆみを引き起こす原因物質は、異物を認識した免疫細胞から大量に放出されるタンパク質「IL31(インターロイキン31)」である事は判明していたが、そのかゆみの原因物質がどのようなメカニズムで作り出されるかまでは、解明されていなかった。

そんな中、同研究チームは、重いアトピー性皮膚炎のマウスの免疫細胞内に、正常なマウスにはないタンパク質「EPAS1(イーパス1)」を発見した。

そして、遺伝子操作によって免疫細胞内の「EPAS1」を増減させると、免疫細胞から放出される「IL31」も増減し、そのかゆみの原因物質の放出には、「EPAS1」が重要な役割を果たしている事が分かったという。

福井宣規教授は、「今回発見したタンパク質「EPAS1」が、アトピー性皮膚炎のかゆみの誘発に重要な役割をしている事が検証でき、そのかゆみを根本から絶つ、新薬の開発につなげたい。」と話している。

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犬や猫は人間をどのように見ているのか?

犬は留守番をしている時、飼い主が外出から家に帰ってくると、全身で喜びを表現して、大声で吠えたり、何度もジャンプして飛びついてきたり、飼い主の顔を猛烈に舐め回すなど、飼い主にもはっきりと分かるような激しい感情表現をする。

一方、猫はそれほど激しい感情表現をする事はなく、ご飯が欲しい時や、遊びたい時など、自由気ままに自分のペースで飼い主に接する事が多い。

そんな犬や猫は、飼い主である人間をどのように見ているのだろうか。

それには、様々な諸説があるが、その一説には、犬は、自分に対してたっぷりと愛情を注いでくれる飼い主の事は、自分の親以上に、まるで神様のような大切な存在と見ているそうだ。

一方、猫は、飼い主が愛情を注げば注ぐほど、自分の存在を神様のように見ており、自分(猫)に対して献身的に仕えてくる飼い主を、優秀な下僕や、頼りになる部下などと見なして、飼い主との距離を近づけたり、そばに寄って触れ合おうとするそうだ。

もし、飼い主から距離をとっていた猫が、飼い主のそばでくつろぐようになったり、触れ合う頻度が多くなった際には、猫神様へ仕える事が認められたと思い、ありがたくナデナデさせていただくようにしたいものだ。

犬は、先祖であるオオカミが群れで行動する習性があった事から、犬と一緒に暮らす家族の事を群れの仲間と見て、それぞれを細かく順位付けして、自分以外の家族同士の上下関係も細かく認識していると言われている。

一方、猫は昔から単独行動だったため、一緒に暮らす家族は、全て自分との1対1の関係で見ていると言われている。

しかし、最近では、犬も長い年月をかけて愛玩犬として飼われてきた事から、群れのボス(家族の長)には必ず従順になる訳ではなく、猫のように1対1で見るケースもあり、そのような群れで行動していたなごりにも、少しずつ変化が現れているという説もあるようだ。

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犬と散歩する事によって、男性は0.44才、女性は2.79才寿命が延びる

60才以上の高齢者は、ペットを飼いたいという思いがあっても、老い先短い人生を考えると、「ペットと死別してしまったらどうしよう」といった不安な気持ちになってしまうものだ。

「最近、体の調子が思わしくない」という場合には、なおさら、将来への不安が募り、ペットを飼う事に踏み切れない場合が多い。

それでも、高齢者がペットを飼う事によって得られる利点は多く、「毎日の生活に張りが出てきた」、「家の中でふさぎこみがちだったのが、すっかり快活になった」、「犬の散歩で足腰が強くなった」といたケースもある。

一般社団法人ペットフード協会の調査によると、犬を連れて散歩する人は、散歩しない人に比べると、男性は0.44才、女性は2.79才、寿命が延びるという結果が出たそうだ。

また、ある60代後半の女性は、飼っていた犬を亡くしてからは、認知症が悪化してしまったが、再び犬を飼い始めたところ、認知症が改善し、普通の生活が遅れるようになったという。

ペットを飼う人にとっては、ペットは家族同然、またはそれ以上の存在だ。

だからこそ、その存在の大きさ、人への影響力は計り知れない。

2010年の内閣府の調査によると、60~69才の36.4%、70才以上の24.1%が、犬や猫などの何らかのペットを飼っているという。

この背景には、単身高齢者の増加があるという。

日本では、この単身高齢者の割合が年々増加を続けており、今後もますます単身高齢者が飼うペットの数は、増加していくだろうと推測されているそうだ。

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